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画像は「Disclose.tv」より引用


■ブラジルのUFO情報公開

 オルタナティブメディア「Disclose.tv」の今月7日付の記事によると、ブラジルでは空軍の収集した多数のUFO目撃情報が公開されているという。国立公文書館を介して公開された資料によると、1952~2016年までに南米大陸全体で743件ものUFO目撃情報があったというから驚きだ。

 ブラジルでは2004年に情報公開を求める現地UFOマニアのキャンペーンが始まり、2007年から順次、空軍による情報開示が行われているという。すでに700件以上もの目撃情報が公開されているが、ブラジル政府は2010年、空軍に対してUFO目撃情報を公式に記録するよう命令を出しており、今後も多くの情報が開示されると期待されている。

 さて、すでに公開された資料の中には、ブラジル史上でも有名なUFO目撃事件に関する文書が含まれていたという。それは1986年にサンパウロ上空にUFOが現れ、空軍もその存在を公式に認めたという事件である。


■The Official UFO Night

 1986年5月19日、午後7時30分。サンパウロ州サン・ジョゼ・ドス・カンポスの上空にUFOが現れた。サンパウロやブラジリアの複数のレーダーも空に浮かぶ8つの飛行物体を確認し、午後10時23分頃、リオデジャネイロのサンタクルス空軍基地からF-5戦闘が発進し、現場へと急行した。また、アナポリスのレーダーでもUFOが確認され、ミラージュIII戦闘機が発進した。

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 午後11時15分、F-5のパイロットたちはレーダーが捉えたUFOの1機を目視で確認した。前方12マイル(19.3メートル)を飛行する物体は白く発光し、左から右へ移動したのち、高度を上げた。さらに色が白から赤、緑、青と次々に変化していったという。戦闘機は太平洋上を200マイル(321キロメートル)ほど追跡した。

 また同じ頃、ミラージュIIIのパイロットたちも、信じられないほど速く飛行する物体を目撃している。その速度は音速の15倍を超えていたという。地上のレーダーは戦闘機の近くに13個ものUFOを捉えている。戦闘機はUFOの後方に付こうとしたがなかなかうまくいかず、翌日午前1時45分頃、UFOは姿を消してしまった。

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UFOに囲まれる戦闘機のイメージ。画像は「YouTube」より引用

 19日夜から20日未明にかけ、地上のレーダー50台が少なくとも20個のUFOを捉えたという。この異常事態に航空機の飛行には制限がかかっていた。当時上空にいた民間機のパイロットたちもUFOを目撃している。UFOは高速で飛行しながら90度方向を変えるなど、地球上の飛行機では不可能な動きを見せていた上、音も全く出していなかったという。

 この前代未聞の事態に、当然のことながらブラジルは大騒ぎとなった。在ブラジルの米国大使館も、この事件について本国に報告を送っていたとされる。後に空軍はUFOの出現を公式に認め、この事件は「The Official UFO Night」と呼ばれるようになった。









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