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 ブラックホールは物理法則を破綻させる巨大な天体だ。あまりにも馬鹿げた存在であるために、アインシュタインは自身の理論によってその存在を予言したとき、信じることができなかった。

 それも仕方あるまい。宇宙のどこかにあらゆる物質を飲み込む時空の特異点が存在するなど、人間の想像をはるかに超えている。

 しかし今やブラックホールに関する書籍はたくさんあり、なんでも吸い込むと聞いても特に感銘を受けない人も多いだろう。

 だがこの動画を見たらどうだろう?ブラックホールの大きさや質量を視覚的に分かるよう、他の惑星や太陽などと比較した動画で、その内容はもはや人間のちっぽけな脳で想像できる範疇を超えているのだ。



シュワルツシルト半径を超えて収縮するとブラックホールに


 あらゆる物質は「シュワルツシルト半径」を超えて収縮するとブラックホールになる。これは、ドイツの天文学者、カール・シュヴァルツシルトがアインシュタイン方程式から導出した、シュワルツシルト解を特徴づける半径である。

 太陽がブラックホールになるには、崩壊したときに小さな町くらいまで収縮しなければならない。

 地球ならピーナッツくらいまで圧縮すればブラックホール化する。

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image credit:youtube/morn1415


ブラックホールの大きさは様々


 観測史上最小のブラックホールとされる「XTE J1650-500」の質量は、マンハッタン島くらいの大きさだが、質量は太陽3、4個分に相当する。

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 「M82 X-1」という中型ブラックホールなら、火星くらいの大きさに太陽1000個分の質量を持つ。

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 だが驚くのはまだ早い。

 フェニックス銀河団中心にあるブラックホールと太陽系の大きさを比較するとこんなに大きい!

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 その質量はなんと 質量は太陽200億個分!

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 それでもまだ、数ある超大質量ブラックホールの1つにすぎないのだ。

 宇宙はブラックホールで満ちており 銀河の形成に重要な役割を果たしている 。銀河の大半は中心にそれを持つ。

 我々の銀河の中心には 太陽400万個分の質量を持つブラックホールがある。

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