古代に異星人が地球に飛来していた「古代宇宙飛行士説」を裏づける伝説や遺物や彫像、壁画の類いが世界各地に残されている。

2017年3月、メキシコのベラクルスとプエブラとの州境に位置する洞窟内から、UFOやグレイ・タイプの異星人の姿が刻まれた謎の石板が発見された。

 

古代アステカ文明が深く息づくこの町では、過去にも異星人を描写した遺跡が多数発見されており、今回発見された石板、も人類と異星人との接触を示す証拠になるかもしれない。

 

石板が発見された場所だが、現時点では人知れず存在していた森の中の洞窟だとしか明かされていない。漏れ伝わる情報では、発見者のトレジャーハンターらは、古くからこの地に伝わる「UFO不時着伝説」をヒントに地域一帯を捜索、林が枝を絡めるように広がる深い森の中を数時間以上歩き続け、この洞窟にたどり着いたという。洞窟内を流れる川にハンターのひとりが偶然足を滑らせたとき、川砂の中から1枚の石板が出土した。

 

これをきっかけとして彼らがさらに奥へと進むと、案の定、古代のものと思われる壁画群や、彫刻が施された多数の翡翠石が発見された、というのである。

 

発見された石板にはUFOのような物体や、アーモンド型のつり上がった目をした生物が描かれている。その姿形は現代でいうグレイ・タイプのエイリアンを彷彿とさせる。

 

現在発見された石板は10枚で、それぞれ20~30センチ、大きいものでは50センチ以上のものもある。少なくとも1000年以上は遡る遺物とされている。

石板探索の発端である「UFO不時着伝説」では、「はるか昔に飛来し、この地に不時着した宇宙船から乗員を地元民が救出したというもの。しばらくの間、異星人はこの地に滞在していたと現地で語り継がれているのだ。

 

だとすれば、これら石板は紛れもなく宇宙人との交流の記録として残されたものだ、ということになる。

 

アステカ文明の天空神ケツァルコアトルは空から、ひいいては地球外からの訪問者で、その正体はアステカに文明を授けた異星人だという説もある。

石板には直線と小さな円を組み合わせた記号(信号)のようなものも描かれ、これが解読されれば宇宙考古学の進歩につながると期待されている。

 

ただし、「古代の遺物にしては状態がよすぎる」という懐疑的な指摘もあり、まだ検証必要だろう。メキシコの歴史研究所と国立人類学研究所がこの石板の解析を急いでいるが、まだその結果は出ていないので、続編を待ちたい。

 掲載元:

https://getnavi.jp/entertainment/227300/?amp=1